新潟大学は2024年5月15日、2025年度(令和7年度)の工学部入学者選抜「学校推薦型選抜I型」において、「女子枠」を新設することを公表した。導入するのは、工学部知能情報システムプログラムで、募集人員は5人。
拓殖大学は、「第14回アイデアのタネコンテスト ORANGE CUP 2024」の作品を募集している。テーマは「未来の公園~新しい発想で公園を活かそう~」。対象は高校生。応募締切は2024年6月14日必着。1人3作品まで応募可。
芝浦工業大学は2024年5月10日、2024年度4月の学部女子入学者の比率が26.6%(全入学者1866人中女子入学者496人)となったことを発表した。これは同学過去最高の女子学生比率で、大学全体としても初めて20%を超えた。
多様な工学の学びや卒業後のキャリアを伝える、東京大学メタバース工学部のジュニア工学教育プログラム(通称・ジュニア講座)は、2024年6月も複数のテーマで講座を開講する。現在、振動やAI、化学システム工学をテーマにした講座の受講生を募集。参加無料。申込みはWebサイトで受け付ける。
高校生向け進学イベントを手掛けるさんぽうは、2024年6月2日に池袋、6月9日に浜松町にて分野特化型の大学・短期大学進学相談会を開催する。当日は、特定の学部・系統を設置する大学・短期大学が集結。1日で多くの同分野校を比較することができる。完全事前登録制。分野ごとにさんぽうWebサイトにて申し込む。
女子中高生理工系キャリアパスプロジェクトは2024年8月10日~12日、国立女性教育会館にて、女子中高生が科学や技術に触れ、理工系進路やキャリアを考える機会「女子中高生夏の学校2024~科学・技術・人との出会い~」を開催する。参加費1万円。募集期限は6月14日午後5時。
旺文社教育情報センターは2024年4月26日、「2025年新設・定員増予定の学部・学科情報(認可申請状況)」をWebサイトに掲載した。理工系や情報系を中心とした新設や定員増の認可申請が多数あり、2025年度の入学定員は、現時点で2,181人の増加を予定している。
大阪成蹊大学は2024年4月26日、2025年度入試からデータサイエンス学部の総合型選抜入試、公募推薦入試において一定数の女子特別枠の新設を発表した。また女子特別枠合格者には、給付型奨学金として4年間で授業料を約206万円減免する。
科学技術振興機構(JST)は2024年4月24日、「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」の2024年度(令和6年度)採択機関を発表した。30件の応募のうち、神奈川工科大学や山梨県立大学、熊本大学など7件の機関が選定された。これにより、2024年度の実施期間は17拠点となる。
東京医科歯科大学と東京工業大学の統合により2024年10月1日に設立される「東京科学大学」の理念とロゴマーク、ブランドカラー、大学名略称(日本語・英語)を決定した。あわせて、2024年4月25日に特設サイトをオープンした。
ソニーグループは2024年4月19日、理工系分野を学ぶ女子学生を支援するプログラム「SONY STEAM GIRLS EXPERIENCE」の創設を発表した。理工系分野を専攻する女子学生約10名に、年間最大120万円の返済不要の奨学金を給付する。募集期間は5月17日~7月12日。
滋賀県立大学と山田進太郎D&I財団は2024年4月24日、中高生女子におけるSTEM(理系)人材の育成に向けた包括的な連携協定を締結したと発表した。締結日は3月1日。今後、包括的な相互連携を行うことでより多くの地域の中高生女子にSTEM(理系)分野の魅力を発信し、進学やキャリアを考える機会となることを目指す。
東京理科大学は2024年4月18日、最先端の情報科学技術を担う人材の育成を目指す「創域情報学部」、情報化社会で高度な科学技術を広く一般に伝える人材輩出を目指す理学部第一部「科学コミュニケーション学科」を、2026年4月に新設する計画を構想中であることを公表した。
大阪大学は2024年4月17日、DE&I実現に向け、「女子学生の教育体制の充実総合パッケージ」を展開すると発表した。基礎工学部の学校推薦型選抜に2026年度から女性枠を設置することなどを含む、総合的な取組みを積極的に促進する。
文部科学省は、2024年度(令和6年度)高等学校DX加速化推進事業に申請のあった1,097校のうち、1,010校をDXハイスクールに指定した。全校に高性能PCなどデジタルを活用した課外活動・授業を実施するための設備を配備するため、1,000万円を上限に補助する。
2022年度の科学技術研究費の総額が、過去最高の20.7兆円となったことが2024年4月12日、総務省統計局の調査結果より明らかとなった。研究者数は7年連続で増加し、女性研究者は18万3,300人で過去最多となった。