働く保護者の8割超、保育園内の付加的保育を「利用したい」

 ポピンズは2024年4月19日、英語やミュージック、体操など保育園内で行われる有料保育サービスについてのアンケート結果を公開した。8割超の保護者が、保育園で付加的保育を利用したいと考えているが、そのうち約3割は利用する園で実施されていないことがわかった。

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保育園内で行われる習い事(以下「付加的保育」)を利用したいと思うか?
  • 保育園内で行われる習い事(以下「付加的保育」)を利用したいと思うか?
  • 付加的保育や園外での習い事に1か月あたりいくら支払っているか
  • 今後、付加的保育や習い事に使う金額はどのように変化すると考えられるか
  • 付加的保育を利用する/利用を検討するにあたって重要な要素は何?(複数回答可)
  • 保育園で習い事などの追加プログラムができることについて、働く保護者としてどのようなメリットを感じるか(複数回答可)
  • 付加的保育の優れていると感じるところはどこ?(複数回答可)
  • 保育園外での習い事に関して心配事や課題感はある?(複数回答可)

 ポピンズは2024年4月19日、英語やミュージック、体操など保育園内で行われる有料保育サービスについてのアンケート結果を公開した。8割超の保護者が、保育園で付加的保育を利用したいと考えているが、そのうち約3割は利用する園で実施されていないことがわかった。

 アンケート調査は、ポピンズナーサリースクールに0歳~5歳の子供が通園している保護者1,000人を対象に連絡帳アプリを通じて告知し、インターネットで実施した。調査期間は2024年4月12日~4月17日、有効回答数は721人。

 保育園内で行われる英語やミュージック、体操などの習い事(以下「付加的保育」)について、83.8%の保護者が「利用したい」と回答した。そのうち31.2%は「利用したいが、通っている保育園で実施されていない」と回答。

 付加的保育や園外の習い事にかける支出は、対象となる子供が0歳~5歳と小さいこともあり、「支払っていない」人が39.8%となった一方で、3,000円以上の支出と回答した保護者が半数を超えた。さらに、今後の習い事に関する支出の変化については、68.5%が将来的に付加的保育や習い事に使う金額が増加すると回答している。

 また、付加的保育で重要な要素としては、8割以上の保護者が「五感・感受性など精神的な成長にプラスがある」「子供の身体的な成長にプラスがある」と回答した。

 保育園で付加的保育が受けられるメリットとして、最多は「習い事に連れていく手間が省けること」90.8%となった。ついで「休日を習い事ではなく、家族の時間として過ごせる」69.7%、「いつもの先生・お友達と安心して取り組める」56.4%と続く。また、保育園外での習い事に関して心配事や課題感の最多は「送迎時に課題を感じる(連れて行く時間がない、通う場所が遠く通うことが難しい」64.2%となった。

《中川和佳》

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