高校生の約4割、大学進学後の「留学」を希望…1位アメリカ

 ペンマークは2023年9月5日、高校生向け学習管理SNS「Penmark」を利用する現役高校生を対象とした「高校生活実態調査」の結果を公表した。留学したい国のトップ3は、アメリカ合衆国、カナダ、オーストラリアとなった。

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 ペンマークは2023年9月5日、高校生向け学習管理SNS「Penmark」を利用する現役高校生を対象とした「高校生活実態調査」の結果を公表した。留学したい国のトップ3は、アメリカ合衆国、カナダ、オーストラリアとなった。

 「高校生活実態調査」は、「Penmark公式LINEアカウント」を利用中の全国の学生を対象として、2023年2月20日から2月28日にスマートフォンWeb調査で実施した。有効回答数は13万8,618人(高1生6万353人、高2生4万96人、高3生3万6,169人)。

 高校生に大学進学後、留学したいか尋ねたところ、「留学したい(43.3%)」「留学したくない(56.7%)」という結果となった。ペンマークによると、高校生の海外留学を促進するためには経済的な支援だけでなく、教育現場での留学情報の提供を強化し、帰国後の大学入試での不利益を軽減する策を講じることが喫緊の課題となりそうだという。

 次に、留学したいと回答した学生に「留学したい国」を聞いたところ、1位「アメリカ合衆国(63.2%)」、2位「カナダ(34.7%)」、3位「オーストラリア(32.6%)」となった。文部科学省のデータでも、上位3つの国に関しては、短期留学(3か月未満)、長期留学(3か月以上)でも滞在先として上位に選ばれている。通学する高校の制度を活用して留学したいという声もあり、身近な友人・知人の海外留学生活をSNSで見ることにより、留学意欲が高まるようすも見られたという。

《中川和佳》

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