ニフティは「ニフティキッズ」で「新学期」に関するアンケート調査を実施し、2024年4月18日に結果を公開した。半数近くの小中学生が新学期を楽しみにしているが、「勉強が難しくなること」「新しいクラスになじめるか」を不安に感じていることがわかった。
調査は、2024年2月13日から3月18日、インターネットにて実施した。対象は、小中学生を中心とする「ニフティキッズ」訪問者。2,069人から回答を得た。
新学期に向けて、小学生では「楽しみ」「どちらかといえば楽しみ」が47％で、約半分の人が新学期を明るい気持ちで迎えている。一方、中学生では「楽しみ」「どちらかといえば楽しみ」は36％、「どちらかといえば不安」「不安」が49％という結果となり、中学生の方が新学期に不安を感じていることがわかった。
新学期で一番楽しみなことは、小中学生ともに「クラス替え」が1位となった。また、クラス、担任が変わることを楽しみにしている人も多く、上位となった。不安なことは、半分以上の人が「勉強が難しくなること」「新しいクラスになじめるか」を選択。小学生では「勉強が難しくなること」が1位、中学生では「新しいクラスになじめるか」が1位となった。中学生は「受験が近づくこと」も半数以上が不安に感じることとしてあげている。
新学期から始めようと思っていることは、全体の1位は「勉強の習慣」40％となった。また、「見た目のイメチェン」や「キャラ変」と回答もあり、新学期を迎えたタイミングで新しい自分になりたいと考える人も多いことがわかった。
「新学期に学校に行きたくない」と感じた小学生は57％、中学生は65％とどちらも半数を超えた。行きたくない理由の1位は「新しいクラスになじめるか不安だから」51％となった。ついで「春休み明けでお休み気分が抜けないから」40％、「自己紹介をしたくないから」30％と続く。「友だち同士のトラブルがあるから」「いやな授業や行事があるから」など、具体的にいやなことがあって行きたくないと考える人も多い結果となった。
行きたくないと感じたことがある人に、行きたくないときはどうしたか尋ねたところ「行きたくないけれど行く」76％が1位となった。行きたくない理由があっても、がんばって学校に行く人が多いことがわかった。
