千葉県、オンライン授業配信…不登校の中学生を支援

 千葉県は2024年4月26日、不登校の状態となり、家庭で過ごすことの多い生徒や、各種教育支援センターのほか、フリースクール等に通う生徒など、自分の教室で授業を受けられない中学生を対象に、オンラインでの授業配信「エデュオプちば」を開始すると発表した。

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「エデュオプちば」がスタートします
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 千葉県は2024年4月26日、不登校の状態となり、家庭で過ごすことの多い生徒や、各種教育支援センターのほか、フリースクール等に通う生徒など、自分の教室で授業を受けられない中学生を対象に、オンラインでの授業配信「エデュオプちば」を開始すると発表した。

 千葉県では、自分の教室にいなくても授業が受けられるオンラインでの授業配信「エデュオプちば」をスタートする。エデュオプとは、Educational Opportunities「教育機会」を意味している。

 対象は、県内の中学校(義務教育学校の後期課程および中等教育学校の前期課程を含む)に在籍する、不登校の状態にある生徒。2023年度に30日以上の欠席または2024年度連続して欠席しており、現在も授業を受けられていないことが目安となる。なお、欠席の理由は問わないとしている。

 授業は専任の講師陣が担当。双方向でのやり取りもできる。教科は、国語、社会、数学、理科、英語の5教科で、まずは30分程度の授業から開始するという。

 学習場所は、自宅、教育支援センター、フリースクールなど、インターネットにつながる環境であれば、場所は問わない。リアルタイム配信は、長期休業期間を除く平日。

 初回の申込みは、5月10日午後3時まで。それ以降も、申込みを受け付ける。Webサイトでは、保護者向けのオンライン授業配信説明動画を公開している。授業は準備が整い次第配信する予定で、開始日はWebサイトにて周知するとしている。

 申込みは、Webサイトより行う。

《いろは》

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